カテゴリ:2018年



2019/04/27
国立音楽大学から楽しそうなオープンキャンパスの案内が届きました。昨年、スクール出身の生徒が進学した縁もあって、どんな学校なのか気になるところです。AI時代を生きる世代にとって、何を学んで、どんなスキルを身につけるのか。ワクワクする反面、悩ましくもあります。...
2018/12/23
なかなか触れる機会のないホルン。その魅力を知ってもらうために、音の仕組みを説明するコーナーを考えています。ホルンは長い管を巻いたような作りをしていますが、その長さは実に3.6メートル。実寸を見て欲しくて同じ長さのホースを調達しました。すると、どうでしょう。まるでホルンの音色が再現できるではありませんか。ここからはさすがプロのホルン奏者。ホースを使ってベートーヴェンのホルンソナタを吹いています。あまりの驚きに出演者全員のカメラが集中した瞬間でした。

2018/12/22
音楽の贈り物の見所の一つ、世界のアーティストと子供達の共演。警固教室では連日リハーサルが行われました。今年の生徒出演枠では小学5年生の女の子、小学3年生の男の子が登場して、会場を沸かせました。最初は3拍子のリズムをキープするのが難しくてバイオリンと合わないところもあったのですが、2回のリハーサルで見違えるように上達しました。写真はグリークのアニトラの踊りで共演したまさこ先生と、偉大なマエストロ、アレクサンドル先生と一緒に。とても明るくエネルギッシュに指導してくださった先生方に感謝です。急遽トライアングルで参加することになった妹ちゃんもよく頑張りました。
2018/12/08
ヴィヴァルディ、クープラン、バッハ。バロック後期に活躍した巨匠達の作品を12月21日の「音楽の贈り物」で取り上げます。それぞれイタリア、フランス、ドイツとお国柄も様々な中で独自のスタイルを確立していった巨匠達。ヴィヴァルディはピアノ曲としては馴染みが薄いかもしれませんが、クープランのクラブサン(家庭用のチェンバロ)のための作品はレッスンでも活躍しています。ヴィヴァルディといえば、知っておきたいのはバイオリン協奏曲。当時まだオペラの脇役だったバイオリニスト等の楽団員をステージの中央へ送り出したのがまさにヴィヴァルディ。有名な「四季」からコンサートでは「冬」の第1楽章を演奏予定ですので、お楽しみに。

2018/11/22
一ヶ月後に迫ったコンサート「音楽の贈り物」のプログラムが決まりました。全半はドイツ、フランス、イタリアのバロック時代の巨匠達の作品でしっかりと構成し、後半には各国の楽しい舞曲が登場します。まさに音楽で世界を旅する贅沢なプログラムとなっております。
2018/11/19
けやき通りからほど近い、赤坂の住宅地に佇む一軒家カフェ「豆豆的花」が今夜の舞台。20名のピアノ愛好家が集い、コーヒー片手に古いアップライトピアノを取り囲んだ。「今年からピアノ教室に通い始めた6才の娘と一緒に、昔習ったピアノを楽しんでいます」「来週に迫った大人のピアノコンクールへ向けて頑張っています」参加の動機は様々です。演奏前の緊張した面持ちとは対照的に、弾き終えた後の晴れやかな笑顔が映える。ピアノというと幼い頃、毎日の練習に挫折したほろ苦い経験を持つ方も多いだろう。だからこそ、再び鍵盤に触れた時に込み上げる思い出の一曲が懐かしい。一人で向き合って来たピアノもこうしてオシャレなカフェの雰囲気の中で聴き合う楽しみもある。福岡のピアノ交流会《めんたいワルツ》からまだまだ目が離せない。

2018/10/27
ひとくくりにクラシック音楽といっても時代ごとに様々なスタイルがあります。例えばモーツァルトとベートーヴェンは「古典派」、ショパンは古典派の後に続く時代「ロマン派」に属する作曲家です。 ①バロック②古典派③ロマン派④近現代...
2018/10/07
今年も世界で活躍するアーティストが音楽の贈り物を届けに福岡へやって来ます。私たちがよく知っているバッハ、モーツァルト、チャイコフスキーなどの偉大な作曲家達は独自の芸術を追求する一方で、未来を担う子供達のためにも沢山の音楽を書き残しました。おもちゃを題材にした音楽、自然の美しさを描いた音楽、踊りを表現した音楽。3年目を迎える今年は、ピアノ、バイオリン、チェロ、ホルンの名手によるクリスマスファンタジーをお届けします。どうぞ、ご家族一緒にお楽しみ下さい。 全指定席での販売となりますので、是非お早めに良いお席をゲットして下さい。 お問合せ TEL:090-6631-5901

2018/09/08
今回はコンクールを活用してやる気を引き出す方法について考えてみます。コンクールにチャレンジすると目的意識を持つ、練習量が増えるといった良い効果があります。実際に生徒達の様子を見ていると、練習量は2倍くらいに増える傾向がありますし、夏休み期間は3倍くらいになる場合もあります。一生懸命に練習した結果、賞をもらえたりすると自信に繋がり、ピアノへのやる気も湧いてくるでしょう。ここまで聞くと、いいことばかりのように見えます。ところがメリットがある反面、心配なこともあります。 他者と比較されることで自信を失う、練習超過の反動で燃え尽き症候群になってしまうなど、コンクールがネガティブに作用することもあります。人は評価されることを望む生き物。これから伸び盛りの時期を迎えるのに、音楽への興味を早々と失ってしまうのは残念なことです。 そんな反動を防ぐために、私達はコンクールを申込む前に「審査結果がダメでも落ち込まない」という宣言をさせています。教育的な視点に立てば評価に関わらずコンクールを通して成長することが一番大切なのです。 では、どうすればやる気を引き出すことが出来るのでしょうか。 私達はコンクールを自立への一歩と位置づけるようにしています。例えば、基礎をしっかり鍛えるためにバッハやブルクミュラーが課題曲のコンクールを受けよう。弾いてみたかった曲にチャレンジするために自由曲で受けられるコンクールにしよう。譜読みの力を鍛えるために複数課題曲のコンクールを選ぼう。このように目的意識をはっきりさせることで、自立を促すことが出来ます。 ピアノの練習だけではなく、作曲家や曲の背景について調べてみることも重要です。作曲家の伝記を一冊読む、課題曲と同時代の曲を5曲仕上げてみるなど、モチベーションを高めるアイディアを考えてみて下さい。ピアノレッスンは長期戦ですから、息の長いやる気の引き出し方がカギになります。コンクールを検討されている方は是非今日のお話を参考にして下さい。
2018/07/21
連日、35度を観測する猛暑が続いています福岡ですが、熱中症にはくれぐれも気をつけたいところ。スタインウェイのフルコンサートグランドが鎮座する地下深くのスタジオにて、涼しげに音楽に耳を傾けます。今日は小3以下の子供達が演奏しました。中には初めて人前で演奏する子もいて、弾き始めるまでに泣いたりモジモジする様子も見られましたが、無事全員が弾ききることが出来ました。この試練を乗り越えると、今後の伸びが変わります。後半には、この夏にコンクールを控えている高学年生が演奏しました。会場の雰囲気もピリッと引き締まって、時折感嘆の声が聞こえていました。 おさらい会の後、夜には赤坂のカフェにて「めんたいワルツ」が開催されました。真夏のピアノデイを駆け抜けた一日でした。

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