ピアノを弾くと肩が凝る…原因は楽譜の見方と首の角度。海外音大卒講師が教える即効改善アプローチ

こんにちは。福岡市中央区警固にあるモチコピアノスクール、代表の望月未希矢です。

「ピアノの練習が終わったあと、肩がガッチガチに凝っている……」 「最近、ピアノを弾いていると首の後ろが痛くなる……」

そんなお悩みはありませんか? 大好きなピアノも体への負担が大きいと、継続するのも大変ですよね。「ピアノの練習ってそういうもの」だと諦めてしまっているなら、是非このブログを最後までご覧ください。

ピアノによる肩こりの根本的な原因は、「体の構造」と「無意識の姿勢」にあります。

楽譜を「凝視」していませんか?

特に大人の初心者の方に多いのが、一生懸命に楽譜を見ようとするあまり、顔がどんどん楽譜に近づいてしまうケースです。

「えっ、楽譜を見ないと何を弾けばいいか分からないよ」と思うかもしれません。しかし、楽譜をじっと凝視すると、目の筋肉が緊張するだけでなく、首が前に突き出てしまいます。

人間の首から肩にかけては、「僧帽筋(そうぼうきん)」という大きな筋肉が走っています。首が前に出ると、この筋肉が引っ張られて緊張し、これが肩こりを引き起こすのです。

楽譜を見る時は、凝視するのではなく「なんとなく視界に入っている」くらいのラクな感覚で捉えるのがコツです。

「そうは言っても、リラックスして見るなんて難しい!」という方は、次の2つのステップを試してみましょう。

 

2〜4小節の短い単位で暗譜(記憶)してしまう

●左手のコード進行(動き)を先に覚えてしまう

 

右手で弾くメロディーは、自然と耳から入ってきやすいため、左手の動きやコードを早めに頭に入れてしまうだけで、楽譜への集中度(=凝視度)を下げることができます。結果として、首や肩をある程度リラックスさせられます。

その首の角度、頭の上に「お米3〜4袋」載せてるのと同じかも

ピアノを弾くとき、楽譜を見るにしても、鍵盤を見るにしても、どうしても頭は前に傾きがちになります。 ここで、人間の「頭の重さ」について考えてみましょう。

大人の頭の重さは、およそ4kg〜6kg(ボウリングの球と同じくらい)と言われています。 これが背骨の真上に正しく乗っていれば、体は効率よく支えられるため、それほど負担はかかりません。

しかし、頭が前に傾くと「テコの原理」が働き、首や肩にかかる負担が何倍にも跳ね上がります。 なんと、頭が35度〜45度下がるだけで、首には約20kg近くの負担がかかっているのです!

これは、5kgのお米の袋を3〜4個、首の後ろにぶら下げてピアノを弾いているのと同じ状態。 これでは筋肉が悲鳴を上げ、首から走る神経にも悪影響を及ぼして当然です。

【改善のコツ】すべては「土台(腰)」から

この首の角度を正すために最も大切なのが、基本の姿勢である「立腰(りつよう=腰を立てる)」です。

座り方(土台)が安定していれば、その上に背骨がまっすぐ正しく積み上がり、頭が綺麗にその上に乗ります。土台さえ安定すれば、首の角度も自然とキープでき、楽譜を見るのも劇的にラクになります。

実は、私もドイツ留学時代に首を痛めてしまって数年間苦しんだ経験があります。

「間違った体の使い方」は、ある日突然、大きなケガとして返ってきます。 皆さんには私と同じようにケガで苦しんで欲しくないからこそ、当スクールでは「体に負担のない弾き方」をとても大切にしています。

リラックスできる環境で、一生モノの「体の使い方」を

モチコピアノスクール(福岡市中央区警固、南区井尻)では、単に音符の読み方や指の動かし方を教えるだけでなく、今回ご紹介したような「一生物の正しい体の使い方」から丁寧に指導しています。

また、リラックスしてピアノに向き合うためには、レッスン環境も非常に重要です。 警固のレッスン室は、30畳という圧倒的な開放感のある空間に、2台のグランドピアノを設置しています。狭い空間での圧迫感がないため、心も体も芯からリラックスした状態でレッスンを受けていただけます。

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