FFGホール 青春のピアノトリオを終えて

宇野健太さん、西川のばらさんとの「青春のピアノトリオ」が無事、終演しました。若く、フレッシュなベートーヴェンのトリオ一番。若き日を懐かしみ、情熱が蘇るブラームス。それぞれの青春を、素晴らしいメンバーと一緒に描くことが出来ました。宇野さんは初共演だったのですが、情熱と知性を持ち合わせ、バランス感覚にも優れた名手でした。西川さんとは以前にリサイタルでの共演がありましたので、安心感があり、強く深みのある美音は今回も輝いていました。このような素晴らしい演奏家が福岡にいらっしゃるというのは幸運です。そして、長年の教え子は譜めくりデビューで、頑張りました。

FFGホールで開催するにあたって、数社からサポートを得て実現したコンサートでしたので、これもまた幸運。演奏会後、お客様や聴きに来て下さった生徒達からも色々と感想をもらって励みになっているところです。ピアノスクールなので、周りにはピアノファンが多いのですが、室内楽もエキサイティングなので、この楽しみも伝えていきたいです。是非、次回も生の音楽を体験しにコンサートホールへお越し下さい。ありがとうございました。