カテゴリ:2025年



2025/12/28
今日は午前中に冬期ソルフェージュの最終日。その後、生徒3名でのおさらい会にて今年のレッスンは無事に仕事納めとなりました。ブログをご覧の皆様、そして保護者の皆様、本当にお世話になりました。そして生徒達。最後までよく頑張りました。数日前には東京で大人のピアノコンクール「エリーゼ音楽祭」の全国大会が行われており、スクールからも2名が出演されました。他にも、今年は大阪国際音楽コンクールのファイナルに3名、クラシック音楽コンクールのファイナルに1名進出しました。 新入りさんの指導にも熱が入ります。11月にピアノを始めたばかりの小1男子。さっそく冬期ソルフェージュに意欲的に登場。3日間で3曲のメロディと和音の聴音に加えて、初レパートリーのベートーヴェン作曲「喜びのうた」を練習しました。小3のお姉さんもお手伝いしてくれました。異年齢での練習はとても効果がありますので、積極的に取り入れています。来年も子供達の活躍にどうぞご期待下さい。
2025/12/04
福岡では街のあちらこちらにクリスマスマーケットが出来て、すっかりクリスマス&年末モードです。ドイツでは待降節といってクリスマスを待つ一ヶ月ほどの期間があります。4週間前の日曜日から一週間おきにリースに立てたキャンドルに火を灯していきます。あまり外出することもなく、静かに丁寧にその日を待つ感じですね。日本では師走に入ると慌ただしさが増しますが、少し足を止め、ゆっくりと時間の流れを感じるのもまた良いですね。写真は警固の教室に飾ったクリスマスリースです。先日、薬院のお花屋さん(Penser)パンセさんのワークショップにお邪魔して制作しました。グレー系の壁と黒のグランドピアノの教室内なので、シックな感じでいかかでしょうか。

2025/11/17
ブーニンと言えば、1985年のショパンコンクールの覇者。彗星のごとく現れ、日本でもセンセーショナルを巻き起こしたピアニスト。その後は世界で活躍しましたが、早すぎた名声と病気の不幸も重なってか、第一線の舞台からは退いていましたから、懐かしく思う当時のファンも多いのではないかと思います。先日からワルシャワで開かれていたショパンコンクールについて、生徒や保護者の方と話す機会が多かったこともあり、自宅に保管してあったブーニンの著書を手に取りました。すると、その文章の面白さにすっかり虜になり、一日のうちに一気に読み終えてしまいました。 ブーニンは祖父にゲンリヒ・ネイガウス、実の父にスタ二スラフ・ネイガウスをもつ言わば血統書つきのサラブレットであることは有名です。加えて、母はモスクワ音楽院でゲンリ・ネイガウスの門下生として学んだピアニストで、入学試験の際にはベートーヴェンのピアノコンチェルト5曲を準備したとの逸話が本の中で語られていました。やはり母の影響は絶大ですね。幼少期からピアノ以外にも、文学や哲学に強い興味を示していたらしく、この本の随所に文才が光っているのも頷けます。 ブーニンがショパンコンクールで優勝したのがちょうど40年前のことですが、今では歴史の1ページを垣間見るような、ソ連での出来事、コンクールの舞台裏、リヒテルのリサイタルを初めてモスクワで聴いたときのエピソードなど秀逸なお話がたくさんでした。一読の価値ありです。
2025/08/04
小学3~4年生のピアノ友達です。昨年までは発表会でチラッと顔を合わせる程度でしたが、今年はコンクールを通じて夏休みも一緒に頑張っています。普段は一人で練習する事が多いピアノでも、時々このように集まって弾きあい会をすると楽しいです。それに、一緒に頑張るお友達がいるのは何より心強いですよね。...

2025/07/31
夏休み真っ最中のモチコピアノスクールです。夏休みとは言え、お盆の週を除いては通常レッスンで頑張っています。そしてこの夏、ピアノコンクール全国大会へ向けて練習しているピアノ少女3名が集まってリハーサル会をしました。それぞれが2曲ずつ、人前で弾くのは初めてです。思ったより緊張したり、普段は上手に弾けている箇所で間違えたり、色々とハプニングはありますが、個性が違っていてどの演奏も素敵でした。ちょっとした緊張感をもって本番まで調整する術を身に付けること。これもピアノレッスンを通して鍛えられるポイントだと思います。この日は折よく東京の音大へ通っている大先輩が同席してくれました。コンクール直前の準備についてアドバイスがもらえて、子供達もラッキーでしたね。
2025/07/21
メロディーや和音、音を聴いて楽譜を書いていく子供達。その手つきは随分となめらかになってきました。小学3年生のクラスでは子供達が今日も生き生きと音楽を学んでいます。グループレッスンでは楽譜の読み方からしっかり理解して、小学生の間に基本的なピアノの技術を身に付けることを目的としています。レッスンの内容は3つのステップです。...

2025/06/29
今日は梅雨明けの福岡、警固教室。夏本番のピアノ交流会《めんたいワルツ》を開催しました。歴史ある大人版めんたいです。10年前から参加して下さっている生徒さんも多くいらっしゃいます。楽しくピアノを続ける達人の方々です。秘訣は何だろうと考えてみると、マイペースであること、そしてピアノ仲間がいることでしょうか。皆さん、お仕事が忙しかったり、大変な時期もあったと思いますが、気負うことなくピアノと向き合ってこれたのだと思います。それから、運営者としてめんたいワルツを開催する上で、心がけていることもあります。人前で弾くのは緊張するものです。なるべくその緊張を和らげ、楽しく弾ける雰囲気作りをすること。一人演奏が終わった後には少しだけコメントをしたり、雑談を交えたりします。今日はベートーヴェンについて書かれたある本を紹介しました。皆さんドリンクを片手に、コンサートの話や最近出会った曲の話などで盛り上がっていました。このような交流が子供版めんたいでも生まれることを楽しみにしています。 8/10(日)福岡市科学館サイエンスホール めんたいワルツジュニア
2025/06/26
8月10日の午前中に開催する《めんたいワルツ...

2025/06/25
ピアノと身体が接する鍵盤、そして鍵盤が間接的に弦を打つまでの10ミリの余白。ピアニストたちはこの小さな空間を自分の指先で操り、無限に広がる音の世界を描きます。そのためには「タッチ」を磨くことが大切です。かつて、日本のピアノ教育では手の甲を高く保ち、指先を丸めて鍵盤に対して真っすぐに立てるように指導がされていました。幼児期から「丸めた手」にこだわり、指の力みが取れなくなってしまったり、ひどい場合は指が奇形してしまうケースもあります。実際に他の教室から移って来られた生徒さんの中に、不自然な指導を受けた痕跡をみることがあります。幼児期の先生選びには気をつけて、無理のない姿勢、手の使い方を習得して頂きたいものです。 指を丸めてタッチすることで音の粒を揃えることが出来ますが、このタッチはあくまでピアノ奏法の一部にすぎません。手の基本ポジションは指がこわばらないようにゆったりと構え、手首をリラックスさせ、鍵盤に対してだいたい45度~60度の間を維持するように指導するべきだと思います。そして、さらに重要なポイントは、生徒さんが持つ手の特性と成長に合わせて、何が自然かを柔軟に考える事です。練習を頑張っている子ほど、手のポジションとタッチに意識を向けるとピアノが上手になると思います。
2025/06/24
コンサートに来て下さるお客さんの中には、驚くほどの知識と演奏を聴いた経験を持つ方がいます。クラシック愛好家の中の天上人のような。さて、先日そんな天上人さんから贈られた大変貴重な書籍とCDです。書籍は今では入手が難しいはず。本当にありがとうございます。...

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