楽譜を書くと分かること

来る日も来る日も猛暑、まさに本物の夏休み到来です。恒例の夏期ソルフェージュアカデミーで子供達は机を囲んでお勉強中です。普段の「楽譜を見て弾く」という流れを変えて、「音を聴いて書く」ことにチャレンジします。聴こえてきた音楽を頭の中で音符に変換して楽譜に起こしていきます。これを繰り返すことで楽譜に対するアレルギーをなくして、音に集中する習慣をつけていきます。グループレッスンのソルフェージュは夏休みと冬休みを利用して、短期集中で取り組んでいます。最初は「うーん、分からん」「全然、書けなかったー」と、ぼやき声の連発ですが、徐々に静かにもくもくと鉛筆音が響くように。時々、クイズ形式で問題を出すとみんな競い合って答えてくれます。警固教室の最終日には16小節のメロディを2曲書き上げることが出来ました。