ヒット曲の秘密。「王道進行」の正体とは?

皆さんは、初めて聴くはずなのに「どこか懐かしい」「なんて心地よいメロディなんだろう」と感じる曲に出会ったことはありませんか?

実は、J-POPの歴史に名を刻む名曲たちの多くには、ある「共通の魔法」がかけられています。

今回は、スピッツの『ロビンソン』の演奏と、数多くのヒット曲を支える「王道進行」について解説動画をアップしました。

30年経っても色褪せない『ロビンソン』の魅力

1995年にリリースされたスピッツの代表曲『ロビンソン』。そのサビで使われているのが、今回ご紹介する「王道進行」です。

この進行が流れた瞬間、私たちの心はグッと掴まれ、切なさと高揚感でいっぱいになります。一体、音楽的に何が起きているのでしょうか?

「王道進行」の正体を解明する

「王道進行」とは、音楽理論でいうと以下のコードの流れを指します。

高度 F G Em Am
度数
役割 サブドミナント ドミナント トニック代理 トニック(マイナー)

この 「IV-V-iii-vi」 という流れこそが、J-POPにおいて最も成功を収めてきた黄金律です。明るい響きから始まり、少しずつ影が差すような展開が日本人の情緒にマッチします。最後にマイナーコード(Am)に着地することで、独特の哀愁が生まれます。切なさが演出されるのです。

作曲に役立つ!王道進行の使い方

もしあなたが「作曲をしてみたい」「J-POPっぽい曲を作りたい」と思っているなら、まずはこの F → G → Em → Am をループさせてみてください。そのまま使うだけでも十分素晴らしいですが、Gの代わりにG/F(分数コード)にしたり、EmをE7(セカンダリードミナント)に変えたりすることで、変化させることもできます。

日本人のDNAに刻まれていると言っても過言ではない「王道進行」。次に音楽を聴くときは、メロディの裏で鳴っている「コードの動き」に耳を傾けてみてください。「あ、ここでも使われている!」という発見があるはずです。音楽の仕組みを知ると、音楽への興味がより深いものになるはずです。

 

大人の初心者の方は、まず基本のコード理論を使っての演奏をお勧めします。楽譜に対するアレルギーをなくして、まずは楽しんでみましょう。レッスンにご興味のある方は、福岡市中央区警固と南区井尻にあるモチコピアノスクールへどうぞ!

 

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