ショパンコンクール in アジア 3・4年課題曲(モシュコフスキー作曲:タランテラ)

ショパンコンクール in アジアの課題曲について少し解説してみましょう。

3・4年生部門ではショパン:子犬のワルツop.64-1がリストに入っていましたね。

みんなが知っている名曲。

弾いてみたい子も多いのでは?

子犬のワルツは手が小さくても上手く弾けますし、ショパンらしいエレガントな表現を学ぶのにはいいですね。技術面では特に右手の俊敏さと左手の伴奏法が鍛えられます。

他にも素敵な曲がありますが、技巧的かつ聴き映えがするという理由でモシュコフスキーの「タランテラ」を選曲する参加者が多いかな。

タランテラ、見てみましょう。

冒頭にPrestoと書いてある通り、かなりアップテンポで弾くことが必要です。

手拍子を打つとしたら、2拍子ではもたつきますので、小節ごとになります。

そう、とても速いです!!

速さに自信がある子でなければ、この曲は避けた方が賢明ですね・・・

速く、con fouco 火のように!

スタッカートが書かれている八分音符は短く強く打鍵します。

この半音階の八分音符がビートとなって指が転ばないようにリズムを引き締める役目をします。

丁寧にゆっくり練習しましょう。

右手の連打は詰まらないよう指先で速くはじきます。(鍵盤の戻りが悪いと弾きにくいですね^^;)

5と7小節にはドミナントのコードがみられます。

アクセントペダルと併せて和声を意識し、V-I-V-I の進行を上手く出します。

ペダルは打鍵と同時に踏むペダルで、急速なパッッセージのベースにはよく使います。

このタランテラはアクセントペダルが必要な典型ですね。


譜例にはありませんが17小節目以降はシンコペーションのリズムが入ったメロディー、33小節目以降はffにアクセントのついた強烈なパートが出てきます。

65小節目以降の中間部はテンポを保ったまま、いたずらっぽいニュアンスに変わります。

リズムが難しそう・・・

曲を通して非常に明瞭なタッチで、次々に技を繰り出していくようにセンスを発揮して弾くとバッチリ〜!!


タランテラはイタリア発祥の舞曲。

八分音符の連続からはイタリアらしいはっきりとした言葉の発音が感じられますよね。

まくし立てるように速く!そんな、挑発的なところも魅力ですね♪

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