グレンツェンピアノコンクール福岡本選 小学3,4年b 「オランダの踊り」を聴いて

モチコピアノスクールの生徒さんが出演するコンクールの日がやってきました。

井尻教室からアクロスシンフォニーホールへ向かいます。

3,4年bの課題曲はバスティンより「オランダの踊り」です。

 

 

三拍子のメヌエットで、ABA'3部形式で書かれた簡潔な曲です。

譜読みのレベルとしては非常に簡単ですが、ステージの上で演奏するとなるとそう簡単ではありませんね^^;

アレグレットと冒頭に記されたこの曲は、優雅なメロディーと連れ添うように重なる3度の響きがとても素敵です。

Bパートではクレッシェンドをともなった一つの小さな山があり、最後の和音にはペダルの指示が書かれています。

強弱記号はフォルテでも、ただ強い音ではなく華やかなボリューム感のある音色で締めくくりたいですね。

大切なのはイメージと声部のバランス。

しかしながら、単旋律からの最後の和音です。

広い会場でソプラノが響きにくいのは当然で、50人程聴いてもなかなか心地良い響きがありませんでした。

最後の音が今回の大事な評価のポイントだったことは間違いないでしょう。

 

モチコピアノスクールからは4年生の生徒さんが出場しました。

一年前も同じ場所で演奏を聴いたのですが、驚いた事に今年はまったく印象が変わっていたのです!

余分な力が抜けた透き通る音色で、淀みない音楽の流れができていました♪

お母様もその成長を感じたらしく、とても喜んでいらっしゃいました。

本人はというと・・・一カ所だけあった小さなミスタッチが悔しかった様子で、

演奏後は複雑な表情を浮かべていました。

 

これも大きな変化で、成長した姿だと言えるでしょう。

モチコピアノスクールでは小学校高学年からは、ピアノレッスンは次のステージへ進むと考えています。

自立心が芽生えるこの時期はテクニックが飛躍的に伸びると同時に、ピアノを学ぶ一番の醍醐味である「曲の解釈」の領域に一歩足を踏み入れることができます。

 

最後まで弾けた!やったー!

それだけではつまらない。

「もっとできる。もっと音楽を表現したい。」

そう思ってもらえると、先生としてはとても嬉しいのです^^

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