冬らしく、ぐっと冷え込んできた福岡です。新設した年中、年長対象のソルフェージュクラスが行われています。3日間、耳のトレーニングをして楽譜のいろはを学びました。クラスを担当した重田先生には、聴くということは何か、その原点に立ち返って、子供達の耳が音に集中するようにレッスン内容を考えて頂きました。最終日の今日、子供達は「冬休み毎日来たいのにな」とやる気満々。普段はマンツーマンのレッスンですが、お友達と一緒とあって、一味違ったレッスン風景となっていました。音楽は音の中に繰り広げられる世界。音を聴き続けること、加えて、その音を記してある楽譜に対するアレルギーを減らす努力を続けることがとても大切です。夏、冬の休みの期間に開催していきますので、今後も是非ご参加下さい。さて、この日をもって仕事納めとなりました。今年も大変お世話になりありがとうございました。皆様、良いお年をお迎え下さい。
音楽の勉強の仕方は色々あります。ピアノの前に座って弾くだけではなく、読んだり、歌ったり、書いたり。作曲家や時代背景、楽器そのものについて知ることも大切です。ソルフェージュは主に楽譜を読む力を養うレッスンのことで、本来、楽器演奏のレッスンと別で受けると良いのですが、週2でピアノに通ったり、1時間以上のレッスン枠をとるのは一般的ではありません。そこで、モチコピアノスクールでは夏期と冬期にソルフェージュの短期コースを開催しています。続けるとある程度楽譜に対するアレルギーが減ると思います。ヴァイオリン等、ピアノ以外の楽器を習っている方にもおすすめです。今年の冬は年中、年長コースを新設しました。ここでは、リトミック的な内容が中心になりますが、グループで楽しく遊べるレッスンを考えていますので、是非ご参加下さい。冬期ソルフェージュ
自由なアレンジに、即興。その時の気分に合わせて様々な音楽を紡ぐジャズピアノ。憧れていたけど、一歩踏み出せなかった。そんな方にピッタリのレッスンをご案内します。有名ホテル、テーマパーク等で幅広い演奏経験を持つジャズピアノの先生をスクール講師としてお迎えしました。子供の頃にピアノを習っていたけど、また再開したいという方にもおすすめです。一味違ったジャズピアノの世界をお楽しみ下さい。初心者から上級者まで幅広く対応致します。通常のピアノコースと同じ料金設定となっております。
20世紀の後半、カラヤンからベルリンフィルのタクトを引き継ぎ、世界最高峰の指揮者として活躍したクラウディオ・アバドが手掛けた絵本があります。若い音楽家から常に学びを得ていたというアバドから、子供達へのギフトと言えるでしょう。生い立ち、指揮者の仕事、オーケストラの編成や各楽器の起源や構造について幅広く知ることが出来る絵本です。知的でバランス感覚に優れ、豊かな情緒を兼ね備えた、まさにアバドらしさが感じられる面白い一冊です。ピアノを学んでいる人達にも音楽の視野を広げるために読んでもらいたいです。パオロ・カルドニ 絵
ようやく残暑も和らぎ、これから過ごしやすい季節になります。何かを始めるにも良いタイミングです。1ヶ月トライアルではお子様の反応や、先生の人柄をご覧になって、じっくりご入会を検討して頂けます。特に未就学のお子様の場合は直ぐに教室の環境に馴染めなかったりしますので、4回の体験を通して徐々にレッスンに慣れて頂けたらと思います。講師一同、新しい出会いを楽しみにお待ちしております。
1ヶ月トライアル 8,800円
個人レッスン30分 4回
3才~小3対象
猛暑に大雨と過酷な夏休みが続いていますが、子供達はおかまいなしに元気一杯です。この日は重田クラスのレッスン見学。先に開催された夏期ソルフェージュアカデミーでも大人気の先生です。今日のレッスンでは譜読みの練習、バーナム、バッハのミュゼットに取り組んでいます。ただ教材通りに弾くだけではなく、先生オリジナルの色々な練習方法にもチャレンジ。「らーめん、のリズムでハイ」「それはへびみたいな音だね」とユーモアを交えながら、楽しく対話をしている様子です。人間だからこそ出来る言葉のやり取り。ピアノレッスンを通じて柔軟なコミュニケーションを身に着けて欲しいと思います。スクールの理念や指導方針は共有しつつ、各クラスで多彩なレッスンが繰り広げられています。
来る日も来る日も猛暑、まさに本物の夏休み到来です。恒例の夏期ソルフェージュアカデミーで子供達は机を囲んでお勉強中です。普段の「楽譜を見て弾く」という流れを変えて、「音を聴いて書く」ことにチャレンジします。聴こえてきた音楽を頭の中で音符に変換して楽譜に起こしていきます。これを繰り返すことで楽譜に対するアレルギーをなくして、音に集中する習慣をつけていきます。グループレッスンのソルフェージュは夏休みと冬休みを利用して、短期集中で取り組んでいます。最初は「うーん、分からん」「全然、書けなかったー」と、ぼやき声の連発ですが、徐々に静かにもくもくと鉛筆音が響くように。時々、クイズ形式で問題を出すとみんな競い合って答えてくれます。警固教室の最終日には16小節のメロディを2曲書き上げることが出来ました。
今年も夏がやってきました。何か新しい事にチャレンジしたい、と燃えている方におすすめのレッスンがあります。この度、グランドハイアット、日航ホテル、JRななつ星での演奏経を持つジャズピアニストの竹内先生をスクール講師としてお迎えしました。得意分野であるコードアレンジやジャズの演奏について、モチコピアノスクールで教えて頂きます。子供のピアノ教育はたいていはクラシックが基本となっていますが、コード奏法やアレンジについて知っていると楽しみが増え、音楽の理解も深まります。ピアノを習っている子供達の視野を広げ、もちろん、ジャズを弾いてみたい大人の願いを叶える楽しいレッスンです。夏期限定のワンレッスン制でご希望の回数を受講頂けます。
対象:小学生~大人(初級~上級者)
レッスン料:ワンレッスン60分 5,500円
内容:簡単なコードの知識、高度なアレンジ、ジャズ理論
連休明け、ワクチンの普及が遅れる中で福岡でもコロナ感染が急増。本当にいつまで続くのだろう、と先行きへの不安が募ります。対策として海上自衛隊に採用実績があるJ.airの空間洗浄機を警固と井尻の両教室に導入しました。ウイルス、PM2.5、花粉等に対して除菌、除塵効果に優れているとのこと。マイナスイオンと低濃度オゾンが菌に吸着して破壊する仕組みなので、空気だけではなく、ピアノ鍵盤やドアノブの除菌効果も期待できます。また、コンパクト設計、動作音が静か、ほぼメンテナンスフリーなのも良い点です。まだまだ気が抜けない日々が続きますが、少しでも安心で快適にピアノレッスンを受けて頂けたらと思います。
まもなく5月4日配信予定の「貴婦人の乗馬」をもって、ブルグミュラーのレッスン動画全25曲の収録が終わります。毎週火曜日のお仕事。何とか休まずにミッションを達成出来そうです。レッスンで日常的に接していた教本なのですが、改めてより深くブルグミュラーの世界を知るきっかけとなりました。それから、視聴者の皆さんから頂いたピアノに関する様々な質問にお答えする「ピアノトーク」の動画を10本配信しました。こちらは、特に話すテーマを設定した動画ではなく、質問に対してその場で考え、思いついた言葉で話しています。案外、ピアノ演奏の本質について触れる結果となった気がします。これらの動画が皆様のピアノ学習のヒントになれば幸いです。次のシリーズまで少々インターバルを頂きますが、今後も何らかの企画をしたいと思いますので、どうぞお楽しみに。
今年はコロナ対策をしつつ、来客制限を設けての発表会となりました。皆様のご協力のお陰でスムーズに進行し、無事終える事が出来ました。講師一同、心より御礼申し上げます。コロナ禍であっても歩みを進めて来た生徒達の演奏をしっかりと受け止め、来年の発表会への力が湧いて来ました。初めて舞台に立った生徒は初々しく、生き生きと。経験を積んだ生徒は堂々と、実のある演奏を。それぞれの感性で特別な瞬間を味わってくれたと思います。この経験を次のステップへ繋げて行こう。
何度聴いてもドキッとする「ピアノ辞める」の言葉。例年、この時期になると進学や塾、習い事の見直しのタイミングのため相談を受ける機会が増えます。昨年の同じ時期は退会がほとんど出なかったのですが、恐らくはコロナ感染の恐怖の真っ只中で、習い事について考える隙間がなかったのかもしれません。さて、今年はどうなることでしょう。ステイホームの習慣が定着したことで、子供達はよくピアノを弾いている様子。やはりピアノは「楽しい」という当たり前のことが大切だと感じます。スクールの方針としても、より一人ひとりのペースを見極めて、時間を楽しむように努めています。練習に行き詰まったり、勉強との両立に悩んだ時は一度まっさらな気持ちでピアノの前に立ってみてはいかがでしょうか。長い時間軸で見れば、一日や一週間、1年という時間すら大したことではないのです。練習をサボることも時には必要。楽譜を忘れて気の向くままにキーを叩いてみるのもピアノとの付き合い方。最近ではコード読み方、学校の歌の伴奏、ベートーヴェンの漫画の話、易しい連弾を初見で弾いてみたり。色々と気分転換をしています。ご自宅でも、楽しいピアノの練習を発見してみて下さい。
新年早々、冷え込んでいる福岡です。明日からは雪の予報が出ているとか。皆様、明けましておめでとうございます。昨年はコロナの話題が絶えず、世界的に見ても不安、分断が浮き彫りとなった一年でしたが、いつにも増して人とのつながりを感じた一年でもありました。子供達はコロナ対策をしながら頑張って毎日を過ごしてきましたし、ピアノもしっかり上達した生徒が多かったと思います。さて、今年はどのような年になるのでしょうか。変化の激しい時代。音楽と共に、どんな時でも生きる豊かさを感じられるように、講師一同、日々のレッスンに挑みたいと思います。今年もどうぞよろしくお願い致します。