今年は本当に試練の年でした。言うまでもなく、まだまだ世界はコロナの闇から抜け出せてはいません。本来なら一年で最も明るいひと時なのですが、ステイホームの静かなクリスマス。それでも、必ずやってくる日。特に欧米ではこの日を家族で過ごすために、一か月くらい前から強い外出規制を守った国も多かったそうです。今日は久しぶりに海外に住むファミリーからお便りがあったりして、離れていても繋がっている幸せをふと感じました。年内のレギュラーのレッスンはほぼ終了。生徒達も、親御様もほっと一息ついている事と思います。みんな本当によく通ってくれました。ありがとう。メリークリスマス。
音楽を聴きながら楽譜に起こすトレーニング「聴音」を通して、読譜力と音に対する集中力を高める3日間の短期コースです。Aクラス(初級 小学3~5年程度)、Bクラス(中級 小学6~中学生程度)の2クラスを各教室で開設します。
警固教室
12/26(土)A 10:00-10:50 B 11:00-11:50
12/27(日)A 10:00-10:50 B 11:00-11:50
12/28(月)A 10:00-10:50 B 11:00-11:50
井尻教室
12/26(土)A 13:00-13:50 B 14:00-14:50
12/27(日)A 13:00-13:50 B 14:00-14:50
12/28(月)A 13:00-13:50 B 14:00-14:50
申し込み締め切り 12/19
*定員に達した場合は早めに締切りとなります。
参加費:5,000円
持ってくる物:音楽ノート(6〜8段推奨)、鉛筆、定規
*音楽ノートは教室にて購入出来ます。
毎年恒例、読書の秋です。最近は動画チャンネル「Piano Talk」でしゃべりまくっているので、ここでは静かに大人向け、子供向けに一冊ずつ本をご紹介します。安野光雅さんの「はじめて出会うすうがくの絵本」。算数が苦手、という子も多いと思いますが、勉強として始める前に、概念として感じると興味を持てるかもしれません。たくさんシリーズがあります。とても美しい絵本です。それから、大人向けには須賀しのぶさんの「革命前夜」。東ドイツを舞台にした青年ピアニストの物語。休日をまるまる使って一気読みしてみてはいかがでしょうか。
生徒や保護者様の質問にお答えする気ままなトーク番組「望月未希矢のPiano Talk」が始まりました。小学生の間でもすっかりお馴染みのYouTubeですが、さすが最強の動画配信プラットフォームです。学びの場としてもますます存在感を増していきそうです。スクールとしてもこの流れに乗っかって、楽しい学びをお届けしたい思います。とりあえずは、代表講師が一人でしゃべります。質問は動画配信のページから、匿名でどなたでも送ることが出来ます。話題が豊富だと話も広がりますので、たくさんの質問をお待ちしています。
昨日は講師ミーティングを行いました。前回はズームを使ってオンラインだったのですが、やはり会って話すのは楽しいですね。明日から子供達は4連休です。Go To キャンペーンとは言っても、お出かけするのも難しいですね。キャンプ場は結構予約がいっぱいだそうです。密を避けて、上手に遊んで下さい。さて、ピアノのレッスンの方は、意外と順調です。年内はイベント、セミナーは開催せず、コンクールの参加も絞っていきたいと思います。それよりも、一人ひとりレッスンにじっくり取り組んで、来年の発表会で成果を出そうかと。講師間でもその方針を確認しました。コロナ禍は腰を据えてピアノに取り組む時。最近、ワルツを徹底してレッスンしています。左手の5の指を鍛える。手首と腕の使い方。拍子感。ショパンの眼差しを感じて頑張りましょう。
コロナウイルスによって私達の生活は一変しました。子供達も当たり前だった学びの機会や生活が制限され、先行が見えない不安な毎日を過ごしています。欧米では日本の何倍もの被害が出ており、途上国においては医療体制が脆弱なため、更に深刻な事態も懸念されています。世界は近くなり人々の往来は盛んになりました。私達は自由と豊かさ、便利さを享受できる反面、ウイルスが瞬く間に拡散してしまうというグローバリゼーションの課題に直面しています。この困難は必ず乗り越えられると信じていますが、今後も多くの犠牲が払われるでしょう。命と健康、文化的生活、経済活動。コロナ後の価値観はまだぼんやりとしていて、今、一人ひとりの生き方が問われています。
ドイツのメルケル首相は文化支援を連邦政府の優先順位リストの最上位に位置づけると明言し、芸術家、特にフリーランサーに対する手厚い支援をいち早く実行しました。今後も力強い救援プログラムを計画しています。緊急事態時になぜ、生活必需品ではない芸術や文化に、高いコストをかけるのでしょうか。メルケル首相は自身のポットキャストを通じて「コロナ後の世界にも人々には文化的な生活のチャンスがあり、そのためには中断された時に橋をかける必要がある」と述べています。お国柄が違うので、単純に政策について比較しても仕方がありませんが、私が心を動かされたのは「橋をかける」という言葉でした。
例えば、私達がピアノを通じて触れ合っているバッハの作品は今から300年程前に生まれました。コロナによる自粛生活で「ピアノが助けになった」「ピアノを習っていて良かった」と話してくれた生徒が多くいましたし、私自身も、音楽が生活の中にある事で心身の健康を保つ事ができました。このように、時代を超えて文化や芸術が私達の生活を豊かにする背景には、数えきれない橋の存在があったのだ、と気がつきました。その橋は様々な形をしています。ライブ、ミュージアム、本、言論、教育活動。ピアノのおけいこも例外ではありません。そして、今日のような未曾有の災難が起きた時には、ドイツのように政策という強固な橋が築かれる事もある。人は失って初めて、文化的な営みの大切さを感じ、再びリアルな体験を希求するのだと思います。だからこそ、中断を乗り越え次へ繋げる試みが必要です。橋が必要なのです。
緊急事態宣言下で、eラーニングが重要な役割を果たしました。テクノロジーが文化の橋渡しをした事実にも目を向けなければなりません。考えてみれば、感染予防のための自粛がなんとか成り立ったのも、テレワークや通販に代表される情報技術が生活を支えていたからです。技術の進歩に改めて敬意を持ちましょう。医療や流通等のライフラインを維持するお仕事をされている方々への感謝の気持ちを忘れないでいましょう。
現状の感染状況を踏まえて、スクールでは順次eラーニングから対面レッスンへ移行させて頂いています。手洗い、共有部の除菌、入退出時の換気、ソーシャルディスタンシングを実践した上で指導を行います。手洗いは教室に入室される生徒と保護者全員にお願いします。レッスン開始5分程度は換気をし、その間はリズム練習やソルフェージュ等の音出しをしないレッスンをします。ピアノレッスンには、対面でしか伝えられない事が多くあります。ただ、リスクの考え方は人それぞれですから、今後もeラーニングの継続を希望される方は個別でご相談下さい。子供達が明るく生き生きしている事が何よりの希望です。親御様におかれましては教室運営が難しい状況の中で、温かいお心遣いを頂きまして深く感謝申し上げます。
eラーニング継続についてのご相談
TEL:090-6631-5901
E-mail:info@mochicoschool.com
コロナウイルスにより制限を受ける中、スクールではeラーニングと教室での受講に分けてレッスンを行っています。「ピアノが救いになっている」「一緒に乗り越えていきましょう」といった温かい声が寄せられ、このような状況下でも心を豊かにしてくれる音楽の力に感謝する日々です。
教室での受講の場合、出来る対策としては手洗い、換気、共有部分の除菌。それから、大切なのがソーシャル・ディスタンスだと感じています。ウイルスは来シーズンも流行する可能性が高く、今後、永遠に8割の行動制限を続けることは出来ません。手洗い等の習慣は当たり前として、ソーシャル・ディスタンスの浸透なしに学校教育や職場の再開は難しいと思います。面倒な事ではありますが、良い面もあります。これまでは「こんな感じで」と流していたことを、距離をとった上で理解してもらうにはどうしたらいいか。言葉を吟味したり、ジェスチャーを入れたり。ちょっと思考を変えてみると、指導の幅が広がって、生徒の意識も高まると実感しています。子供達の学びに良い変化が起きますように。
コロナウイルス騒動の最中ではありますが、今年も春期限定の1ヶ月トライアルを行っています。ぼちぼち人の動きも戻ってきたのかな、という気はしていますが、まだまだ気を抜かず予防対策をしていかないといけませんね。若干、空き枠も出て来ていますので、新学期を見越してお問合せ頂けると嬉しいです。トライアルはお子様の反応を見たり、先生との相性をじっくりご覧頂けます。是非、この機会にご利用下さい。
ご周知の通り、一斉休校の影響で多くの学習塾、習い事がストップしています。ピアノ教室も例外ではなく、レッスンが停止し発表会も中止になり、子供達の勉強へのモチベーションは下がっています。巷ではマクドナルドに小学生の列が出来ていたり、公園がごったがえしている様子を見ると「これでいいのかな」という気持ちになります。
ピアノの練習を1ヶ月さぼったら、数年分の練習がパーになるくらいの損失です。教育は未来への投資なので、実のところ今回の一斉休校はけっこう痛いと思っています。
台湾では2月20日の時点で「1人感染で学級閉鎖、2人感染で学校閉鎖」という基準が示され、現在、学校教育は機能しています。リスクを正しく理解した措置だと関心します。これは優れたリーダーシップがあり、教育に対する国民の意識が高いことの証明でしょう。
日本はしっかり衛生管理をしていると思いますので、そろそろ走り始めてもいいのではないでしょうか。子供達はたった1ヶ月でビックリするくらい伸びますから、ご自宅で出来るピアノの練習もこの機会にたくさんやってみて下さい。発表会は規模を縮小した上で期末試験として行うことに決めました。ホールへの入館は演奏者の保護者に限定し1組ずつ誘導致します。非公開試験となりますので、一般のお客様の入館はお断りさせて頂きます。ご了承下さい。
3月28日(土)あいれふホールにて発表会を開催します。本格的な音楽ホールでスタインウェイ社製のコンサートグランドを使用します。幼児〜大人まで、幅広い年齢の生徒達の演奏に加えて、テノール歌手の佐々木洋平氏をゲストに招いてのミニコンサートもあり、見所満載です。入場は無料となっておりますが、チケットが必要となりますのでご予約の上お越しください。
明けましておめでとうございます。昨年はご愛顧を賜り誠にありがとうございました。世界に目を向けると新年早々、不穏な動きも見られますが、平和がもたらされることを切に願います。本日より2020年のレッスンがスタートしました。一人一人の想いが形になるように日々前進したいと思います。音楽と共に、皆様と共に。今年も宜しくお願い致します。
1/13 今年最初のイベントは「グローバル教育を考える」ドイツ音楽留学体験談です。福岡女学院音楽科を経て、ドイツ、ザール音楽大学へ留学された木村奏音さんをお迎えしてお話を伺います。残席僅かですので、参加希望の方はお早目に。