クリスマス発表会 2013 開演!

いよいよクリスマス発表会の当日がやってきました。この数日間、福岡の天気といったら最悪で、寒い中土砂降りの雨。まずは天気が心配だったのですが、今日は見事に晴れました。生徒さんの熱い思いが天に届いたのでしょうか。

 

私が音楽教師を務めている浄水通り幼児園にて、「モチコピアノスクール クリスマス発表会」がスタート。会場に早めに着いた子からリハーサルを済ませて、みんなで会議中です。

 

モチコピアノスクールは今年の五月に新開校したとても若いピアノ教室です。昨年のクリスマスはプライベートで教えていた3名の生徒さんと保護者様と一緒に、ピアノを囲んで交流会をしました。今年は幼児〜小学6年生までの出演者14名と保護者様、見学のお客様を含め50名が参加するクリスマス発表会になりました。

全員が素晴らしい演奏を終えて、ピアノの前に並んで、聴いて下さったお客さんに再びご挨拶です。沢山の拍手とカーテンコールを頂きました。

 

清々しい笑顔が印象的。そして、しばし歓談。

「きよしこの夜」を原語のドイツ語で歌います。生徒達は直前のレッスンで練習していたので完璧でした。保護者の皆様もドイツ語の新鮮な響きに上手に合わせて下さいました。「きよしこの夜」大成功。

 

続いて、先生からクリスマスソング演奏のプレゼントがあり、今年の楽しいクリスマス会は終了です。

 

モチコピアノスクールでは舞台経験をとても大切にしています。しかし、ただ間違えずに弾けるという事には何の価値も置いていません。価値があるのは音楽的で人の心に響く演奏。そのためには、高い技術の支えが必要です。

 

今日、全員が演奏後に温かい賞賛の拍手を頂きました。この経験が子供達を次へのステップへと導いてくれると信じています。

こんなナイスショットもありました。なんと、ピアノ男子達。

 

モチコピアノスクールは男の子率が高いので、ピアノ発表会にしては珍しい光景です。開演前のオフショット、みんな良い表情をしています。

クシュラの奇跡 親子の心を通わせる絵本の読み聞かせ

朝日新聞が月に2回刊行しているGLOBEに、「絵本」に関する記事がありました。ニュージーランドの実話「クシュラの奇跡」。先天的に重い病気を持って生まれたクシュラが、絵本の読み聞かせを通じて奇跡的な成長を遂げたというお話。もっと知りたいと思い、調べてみました。

 

http://www.bookwave.jp/Cushla-teach-me/

 

子育てに読み聞かせを取り入れると、きっといいことがあります。お話が聞けるように育つ.

想像力が身に付く。言葉の発達を促す。親子の心を通わせることができる。

 

「きよしこの夜」トーマス教会少年合唱団

気がつけば、クリスマスがすぐそこに。福岡の街のイルミネーション、今風に洗練されていてとてもキレイです。街を歩くだけでワクワクします。

 

モチコピアノスクールのクリスマス発表会は、みんな調子を上げて準備が整いつつあります。ピアノレッスンを始めて2ヶ月目の生徒も、初々しい演奏を披露してくれます。

 

今日はドイツのクリスマスソングを一曲ご紹介しましょう。

ドイツのクリスマスは、家族で蝋燭を囲んで過ごす厳かな日。

街を賑わしたクリスマスマーケットも25日には店じまいです。

 

教会ではこんなコンサートもあるんですよ。(動画)

「Stille Nacht 」日本語で「きよしこの夜」です。Still は、静かなという形容詞。

 

バッハゆかりのトーマス教会少年合唱団のコーラスです。

クリスマス発表会では「きよしこの夜」をみんなでドイツ語版で歌おうかなと思っているのですが、本場のコーラスのようにはいかないので、今回はジャズアレンジで楽しく歌ってみましょう!

冬の絵本コーナー

子供の時に楽しみに読んでいた絵本は何ですか?

 

モチコピアノスクールの生徒さん達が待ち時間を過ごす木のソファーには、いつも絵本が置いてあります。兄弟で通っている生徒さんは待ち時間が長いので、待っている間、絵本を読んだり、折り紙をしたり、学校の宿題をやったりして有意義に過ごしていますすっかり寒くなったので絵本コーナーも衣替えです。

 

14ひきシリーズの「さむいふゆ」や、「さむがりのサンタ」など冬の絵本を揃えました。

生徒達に大人気の「ウォーリーをさがせ!」は赤色へ。ところで、前回のウォーリーは、みんな見つけられたかな。

ユウ君 男の子(年中さん)のピアノレッスン

今日は5歳の男の子、ユウ君のレッスンをご紹介します。楽しい事が大好きなユウ君は、レッスン中あちらこちらに気が散って、なかなかピアノの前に座れない日が続いていました。でも、集中したときには、一回で覚える力があります。その力を生かして、なるべく気が向くように、あの手この手で聴音と譜読みのトレーニングを進めていました。そして迎えた前回のレッスンで、見事に「蝶々」と「ヘンゼルとグレーテル」を演奏したのです。気になっていたレッスン態度も申し分なし。

 

「今日のピアノはサイコーだったな〜!」意気揚々と帰っていったユウ君(5歳)は、

果たして今日もサイコーのピアノを聴かせてくれるのでしょうか?

 

部屋に入ったユウ君は、真っ先にピアノに向かいます。

(よし!このまま一気に流れに乗せるぞ。)

 

「簡単だよ〜、こんなのも出来るんだよね、僕」

前回絶好調だった聴音を次々に片付けます。

(うん。今日も冴えている、この調子だ!)

 

そして譜読みの練習とテクニックの練習を経由して、今日の本命、新曲「ロシアの歌」へ突入。

(まさか、一回で出来る事はあるまい。)

ところが、この日のユウ君は見事に新曲を一回で弾き上げたのでした。

 

「とても良かったから合格だよ」

「ご、合格!」と、ユウ君は目を輝かせて喜んでいました。

今日もサイコーのピアノでした。

 

初めてのレッスンから3ヶ月。これで、ユウ君もレッスンの軌道に乗る事が出来たようです。レッスンメニューの中ではカスタネットとピアノの合奏が特にお気に入りの様子。出来たらすぐにロールチェンジします。ビート感が身に付くので、とてもいい練習だと思いますよ。

 

さあ、12月のクリスマス会ではどんな演奏を聴かせてくれるのだろう。

大原哲夫講演会 吉田秀和氏の思い出を語る

けやき通りのベニールカフェで小さな講演会がありました。ベニールカフェは警固教室の向かいにあるお店で、時々ランチをしに、時々コーヒー豆を買いにお邪魔しています。

 

音楽・美術評論家の吉田秀和さんをご存知でしょうか?長年日本のクラシック界を評論で牽引してこられた方で、今年の5月に98歳で亡くなるまで執筆活動を続けておられました。講演会では小学館の編集者としてバッハ、モーツァルト、武満全集を手掛け、また、吉田氏の最後の著書「永遠の故郷」を出版された大原哲夫さんが氏との思い出を語って下さいました。

 

なるほどと思ったのは、吉田さんの会話はテープおこしをしたらそのまま文章になってしまうという話。執筆する思考回路で話しているということですね。

 

例えば、演奏会の感想を聞かれて「よかった」「きれいだった」以外の言葉で表現するのは難しいですよね。言葉が浮かばず、簡単に「よかった」などと言ってしまいます。みなさんにも経験がありませんか?音楽を言葉に置き換える発想って凄いです。吉田さんの場合、若い頃は大相撲の実況を聞き、それを文章に組み立てたりして物を言葉で表現する訓練をしていたのだとか。なるほど。

イエナプラン教育の福岡勉強会に参加

九州大学でイエナプラン勉強会が開催されると聞いて行ってきました。ドイツで発祥し、オランダの学校教育で大きな成果を上げたイエナプラン教育。日本でも少しずつ注目が集まっているようですね。講師に迎えられたオランダ在住のリヒテルズ直子さんは、オランダ教育・社会研究家として、日本へのイエナプラン教育普及のため意欲的に活動されている方です。

 

会場入りしてまず目にしたのは、まるい円に並べられた椅子。これはイエナプラン教育でも行われている「サークル対話」というものです。講師も同じ輪に入って話すことは、フラットな関係で学びあうことを意味しています。列になって話を聞くことに慣れている私たちは、はじめはぎこちない雰囲気でしたが、直子さんの巧みな対話術によって、しだいに違和感なく話し合いをする輪になりました。

 

イエナプランの最大の特徴は異年齢学級であること。オランダは4歳から一人で学校に通い始めるのですが、4〜6歳、6~9歳、9~12歳の三つの年齢グループによってクラス分けされています。「先生が大変なのでは?!」という質問が出ましたが、先生よりも生徒が大変なのだとか。互いに学び合う授業では、上の子が下の子に教えなくてはいけないからです。教える事でさらに理解も深まるという事ですね。

 

チャイムを鳴らさない、子供たち自身が与えられた課題をもとに時間割を作る、解答用紙は子供たちに渡される。日本では考えられないことばかりです。これが、日本に取り入れられたらどうなるでしょうね、、、「静かにしなさい!」という先生の声が教室から消えるかも!?

 

グローバル化の波が押し寄せる今、対話力、コミュニケーション力は欠かせません。モチコピアノスクールでは、異年齢を活かしたグループワークをする時間を作りたいと常々考えていました。イエナプランにはヒントがたくさんありそうです。CD-R(写真)も頂いたので、復習して、クリスマス会などの行事で試していこうと思います。

美術館のファミリーDAYに行こう!

福岡市美術館で子供向けワークショップが開催されます。この機会に、家族みんなでお出かけしましょう!

 

音楽にも美術にも共通していること。それは、聴き方や見方を訓練すればずっと楽しくなる、ということです。クラシックは分からない。美術のセンスはない。と謙遜せずにちょっと見方を教われば、絵も音楽も好きになりますよ。

 

11/2〜11/4の三日間の開催です。

11/3(日)10:00〜のワークショップではモチコピアノスクールのスタッフのあきこ先生が授業を担当しています。みんな遊びに来てね!

集合場所:2階ロビー

定員:20名

対象:小学三年以上

内容:絵を見ながら、物語を作ろう!

参加無料

最年少の生徒 ハルキ君は今

初回ブログから5回に渡って登場したハルキ君。レッスン風景の連載は好評で、「あれからどうしてますか?」と聞かれる事もしばしば。もちろん、今も元気にレッスンに通っています。

 

2歳1ヶ月のハルキ君は、言葉でのコミュニケーションが少しずつ始まりました。今日のレッスンではお母様から、「キラキラ星を、家で歌ったんですよ」と聞いて、ビックリ。

「キラキラ〜あちち〜」ちょっと歌詞が違うようですが、うん、いいでしょう。成長を実感出来る瞬間は感無量です。

 

最近のレッスンでは歌をメインにしています。それから、音楽と言葉、音楽とジェスチャーを組み合わせた遊びが好調。写真でハルキ君がめくっているのは、歌とピアノの絵本です。お気に入りの新幹線のページはどこかな?

 

お勧めの一曲「ピーターとオオカミ」より

今日はお勧めの一曲をご紹介しましょう。最近レッスンで取り上げたプロコフィエフの「ねこ」。ピアノ教本の中に収められている、ユーモアに富んだ素敵な曲です。この曲レッスンで弾いてみたら、お母様が「この曲クラリネットで吹いた事があります」と、おっしゃいました。てっきりピアノ曲だと思っていたら、原曲はオーケストラのために書かれたものだったのです。ナレーション付きのオケ曲、「ピーターとオオカミ」の中の一節。という訳で、いろいろ教わったレッスンでした。さっそく調べてみるとオケバージョンを発見。

ピアノバージョンも。ドイツのピアノスクールでの弾き合い会の風景ですね。なかなかいい感じで弾いています、ソフィーさん。

ナナミちゃん&ミスズちゃん 姉妹のピアノレッスン

今日は姉妹で習いに来ている生徒さんをご紹介します。ナナミちゃん(小学3年生)とミスズちゃん(小学1年生)です。レッスンに通い始めて4ヶ月。2人とも他の教室で習った経験があったので、前のテキストを進めながら、ピアノを弾く上で最も大切な音感の基礎を丁寧に作ってきました。先月からは、新しいテキストを導入してどんどん面白い曲に挑戦しています。

 

今日のレッスンでは、ナナミちゃんはトュルクのアリオーソを弾きました。

ナナミちゃんは歌がとっても上手です。ソルフェージュでは、大きな声ではっきりと練習しています。「大きくはっきり」は、ピアノに限らず、すごく大事なレッスンのポイントなんです。アリオーソもピアノで歌えるようになってきました。次に挑戦するのは、プロコフィエフの小品。ユーモアたっぷりの曲だけど、さて、どんな風に仕上がるのかな?

 

ミスズちゃんは、何やらニコニコして出番を待ちきれない様子。先週つまずいていたのはトュルクの小品です。難しかった、右手と左手に旋律が出て来る所。練習の末、上手く弾けるようになったので、早く弾きたかったのですね。お家でもお母さんやおばあちゃんの前で、何度も弾いてみせたとか。これぞ、最高の練習です。

 

これからも楽しくピアノを続けましょう。

モチコスクール通信始まる

記念すべき第一号、モチコピアノスクール通信です。お陰さまで生徒数も順調に増えて、教室にも活気が出て来ました。そこで、これからは生徒会員向けの新聞を発行して、さらに日頃のレッスンを充実させたいと思います。今回は、ピアノを習う前(幼児期1〜4歳頃)にお家で楽しめる音楽についてコラムを書きました。モーツァルトのイラストは先生のオリジナル。画伯ですので。生徒には大好評!? 教室のニュースやお勧めイベントなども紹介しています。

 

季節ごとに年間4回発行します!(言っちゃった、、有言実行。)

尾木ママ オランダの教育を語る

今日のテーマは、以前のブログでちらっと書いたオランダの幼児教育についてです。面白い番組がyoutubeに上がっているのでご紹介します。尾木ママが出ています。オランダの音大に留学していた頃、下宿先の一階が幼稚園だったのを思い出してこの動画に共感しています。

 

オランダは人種のサラダボウル。そもそもみんな同じじゃないんだから、自分のスタイルをもって相手を尊重しよう。そんなマインドの人が多いのは、教育の賜物なのかもしれません。

 

幼児期から自立を促すようにして、高校くらいでそれぞれが自分に合った仕事、自分にあった人生を描くんですね。人とは比べないから出来る事。結果、必要な人に必要なだけしか教育費がかからない。高校まで教育費は無償で、大学には本当に行きたい人だけが行く。合理的な考え方ではありませんか。

 

これから日本の教育はどこへ向かうのか。オランダにもヒントがありそうです。

読売新聞かわらばんに掲載されました

九月、連日の雨で気温も下がり、ようやく秋の匂いがしてきました。浄水通り幼児園でのコンサートの記事が、8月31日の読売新聞かわらばんに掲載されましたのでご覧下さい。音楽を楽しむ親子の姿が印象的ですね。小さい頃から、生の音楽に触れる事ができるなんて、素晴らしいです。肌で感じた本物の経験は一生もの。次なるコンサートも企画中とのことですので、みなさんも是非足を運んでみてはいかがですか。きっと、素敵な出逢いが待っている。

全国学力テスト2013

全国で最も学力の高い県は?

 

秋田県〜!?

 

全国学力テストは公立校対象なので、一概には言えないのですが。秋田、福井、青森、石川県などが、上位を独占しています。東北強し。雪の日が多いので家で勉強してるとか?ちなみに秋田県は塾に通う子の割合が最も少ない県らしいです。ビックリ〜!

 

ちなみに福岡は22位!コメントしにくい順位。

 

今回のテストでは地域差が是正されたらしく、良い傾向だそうです。ところが、課題の応用力はまだまだ。クイズ式の問題はできても、正解が用意されていない記述式の問題は苦手。そういえば、ピアノのレッスンでも思い当たりますよ。モチコピアノスクールでは、普段のレッスンで「対話」を大切にしています。そこで最も重要なのが問いかけの「質」です。

 

ボキャブラリーの少ない子供たちから、「答え」を引き出すのって実はとても難しいんです。日頃の訓練がないとできません。でも、自分の言葉で表現できたときに自信が生まれるんです。えられた答えを覚えるだけではダメ。もちろん、小、中学校の授業法も変わらないといけないと思います。ももっと早くから、自分で表現する習慣が身に付くといいですね。幼児に無理言っても、という声が聞こえてきそうですが、オランダや北欧の教育先進国では幼児期に力を入れています。後日詳しくお話したいと思います。

初めてのピアノ 秋の体験レッスン

今日は久しぶりの大雨。まるで猛暑の夏を断ち切るように、激しい雨が降り注ぎました。学生の皆さんは、もうすぐ夏休みが終わりますね。楽しい思い出はできましたか?

 

先日はグレンツェンコンクール福岡予選が開催されました。モチコピアノスクールの小学生の生徒さんも出演し、見事優秀賞を頂きました。ピアノを頑張った夏休みでした。おめでとう!!

 

さて、お知らせです。

8/24〜10/31の期間に、3~7歳を対象に体験レッスンを行います。是非この機会に、ピアノレッスンについての質問を先生にぶつけて下さいね。モチコピアノスクールでは、今年の5月からPreコースを設けて幼児の受け入れを始めました。お陰さまでご好評を頂き、現在Preコースには7名在籍されています。

みんな個性豊かで音楽とピアノが大好き。そして、新しいお友達を楽しみにしています。

浄水通り幼児園 親子で楽しむコンサート

皆さん、夏休みはいかがお過ごしですか?猛暑が続いていたかと思うと、今日の福岡市は突然の雷雨。激しく降りしきる雨の中、平尾浄水町に新しく開園した浄水通り幼児園で「親子で楽しむコンサート」が行われました。

 

 お客さんは来るのでしょうか。

 

不安な思いで待っていると、何組かのご家族が聴きに来て下さいました。クラシックのコンサートって、小さなお子さんを連れてはなかなか聴けませんよね。今回はなんと、お母さんと一緒に1歳の子も来てくれたのです。

 

先生が演奏したのはバッハ、モーツァルト、ショパン、ギロックなどの親しみ易い名曲の数々。子供向けのプログラムとはいえ、聴こえてくる音は調整の行き届いたグランドピアノで奏でられた、生の音です。肌で感じる本格的な演奏に、皆さんリラックスして聴き入っていましたね。浄水通り幼児園の前身は芸術家のアトリエ。創造の空間で聴く音楽は、ひと味違って聴こえます 。読売新聞さんの取材もあり、先生も音符のTシャツでキメてました。これからも、浄水通り幼児園とモチコピアノスクールから、ますます目が離せません!

アイコちゃん&アサちゃん 教会でのコンサート

いよいよ、夏休みに突入!皆さん、今年はどんな計画を立てていますか?思いっきり遊べるように、宿題はお早めに。

 

モチコピアノスクールの生徒2人が、教会で開かれた小さなコンサートに出演しました。3年生のアサちゃんと、4年生のアイコちゃん。2人は、先生が福岡で教室を始めた頃からの生徒です。そう、第一期生なのです。去年のクリスマス会で顔を合わせていたので、この日はすっかり仲良し。

 

アサちゃんが弾いたのは、ブルグミュラーの「やさしい花」。アイコちゃんはバッハの小プレリュードから一曲とモーツァルトのメヌエット。とても表情豊かで、生き生きとした音色を聴かせてくれました。ステージでも、堂々と自分らしさを表現していました。それに、表情もなんだか凛々しくなっています。

 

小学校高学年は、テクニックを習得するのに最適な時期です。朝起きたら、グンッと伸びていた!?なんてことが起こり得る、

人生でも稀な時期なのです。今日は「表現する喜び」が伝わって来る、素晴らしい演奏を心から楽しませてもらいました。

カイ君&シュウ君 双子のピアノレッスン

今日は双子の兄弟、カイ君とシュウ君のレッスンをご紹介します。もうすぐ5歳の男の子たちです。レッスンを始めてまだ一ヶ月ですが、

さっそくカイ君は「蝶々」を、シュウ君は「ヘンゼルとグレーテル」の曲を披露してくれました。お見事!!

 

双子のレッスンってどうやって進めるのでしょうね?

 

そっくりな二人はピアノを始める時も一緒でした。でも、得意な所と苦手な所は違うし、それぞれに個性もあるので、まずはテクニックとレパートリーの個人レッスンを丁寧に行ってから、ソルフェージュを二人一緒に進めています。最後はご褒美のバッハでした。これにはお母様も歌で参加。

 

モチコピアノスクールでは、まず音感の基礎を丁寧に作っていきます。2人ともリズムの理解は順調で、音程の識別は5音(ド〜ソ)まで、安定しつつあります。カイ君もシュウ君も、とにかくよく歌っています。そして、お話を聞く時のまっすぐな目がとても印象的でした。双子の男の子であるということ、それから、お母様がドイツに縁があるということで、2人のレッスンには以前から研究していたある輸入教材を初めて使っています。

 

一体何でしょう!?

 

この◯秘教材については、またの機会にご紹介したいと思います。

ハルキ君5回目のレッスン

先週、熱を出してレッスンをお休みしたハルキ君。すっかり元気になってやってきました。最近ハルキ君は一人遊びに夢中だそうです。遊んでいる時に途中で取り上げると、嫌がるのだとか。今日のレッスンでは、木琴、カスタネット、ピアニカと、次々にトライしてみては、次々と興味が移っていきます。でも、幼児は遊んでいる時にこそ一番学んでいるので、今は畑を耕して、種を蒔く時期なのでそれでいいと思います。今日はお父さんの膝の上で、お歌の時間もありました。れから、先生の演奏を聴いた後に、そっくり真似する場面もありました。

 

5回目のブログをもちましてハルキ君特集は終了しますが、今後も色々と発信していきます。2〜3歳児のレッスンも研究していきたいと思います。

ベビーパーク

0歳からの幼児教育を行っている「TOEベビーパーク」の説明会に行ってきました。創業からわずか三年で、首都圏を中心に東海、近畿、九州エリアと全国に拡大している話題の幼児教室です。今では全国百店舗以上!今年の夏には福岡と北九州にも開校します。

 

ベビーパークの「0歳からの幼児教育」とは?

 

創業者小林氏によれば、生まれ持った才能とは稀なもので、ほとんどの能力が3歳までの育児方法で身に付くのだそうです。3歳までにほぼ完成されると言われる脳構造は、その人の終生のパターンとなります。幼児期の環境や教育により、その後の成績、さらには成人になってからの性格が決まるというのです。幼稚園からでは遅すぎる!というフレ−ズには驚愕でした。

 

「三つ子の魂百まで」

 

肝心の授業内容については、残念ながら明かされませんでした。最近では「ピアノと脳科学」という本も流行っています。ピアノが幼児教育にどのように影響するのか、興味深いテーマです。ホンマでっか!?TVで有名な脳科学者の澤口俊之氏も「お稽古ごとはピアノだけでいい」と発言されていますね。ピアノのお稽古も、やり方次第でたくさんの能力を伸ばす事が出来ると思うんです。この点についても、今後詳しく書いてみたいと思います。

ハルキ君4回目のレッスン

さて、今日のハルキ君の様子を覗いてみましょう。ブログを読んで、ハルキ君の成長ぶりを楽みにして下さっている方も多く、同じ年頃のお子様がいらっしゃるお母様たちからの反響を耳にするようになりました。2歳前からピアノなんて早すぎるのでは、という声もありますが、ピアノレッスンといっても楽譜を教えたり、曲を弾かせたりする訳ではありません。

 

まずは音に慣れ親しむこと!

 

親御さんにもリラックスしてレッスンを楽しんでいただけたら嬉しいです。今日のレッスンでは「うたとピアノの絵本」という教材を使いました。この教材は絵がとても可愛く、大きく描かれているため、子供たちにも見やすいです。まずは絵本の読み聞かせのように、絵を見ながらお話をします。ハルキ君も知っている動物や色が出てくると指でさしながら反応を返してくれます。そしてその絵と一緒に書かれている音符を先生が歌いながら弾いていきます。

2小節の簡単なおうたです。絵本を歌っているような感覚ですね。言葉と一緒に音を自然に覚えるには、やはり歌が最適のようです。

ハルキ君3回目のレッスン

日曜日の朝と言えば・・・ハルキ君の登場です!今日はお父様も来て下さいました。「うたとピアノの絵本」の復習からです。

 

「集中する時間が長くなったね」と先生も感心した様子。

 

まだ2歳にならないお子様が、こうやって先生との時間を過ごすことは簡単なことではありません。ハルキ君が遊んでいるのは、前回ご紹介したリズムを覚えるためのフェルト教材です。まっすぐ椅子に座ってレッスンを受けています。

 

今日一番の盛り上がりは・・・先生の生演奏タイムでした。モチコピアノスクールでは先生の演奏をたくさん聴くことが出来ます。生の演奏でリズムや音色を感じることで、豊かな音楽性も育つはずです。

 

今日はギロックの《道化師》

 

軽快な音楽に乗って、ハルキ君意気揚々と行進し始めました。お母様もオリジナルダンス!?で参加して下さり、ハルキ君も嬉しそうでした。最後は使った鍵盤ハーモニカをケースにしまい、先生にありがとうのお辞儀も出来ました。だんだん出来ることが増えて楽しいね。

ハルキ君2回目のレッスン

最年少のモチコピアノスクール生になったハルキ君のレッスン日記を引き続き書いてみます。先生も初めてのアンダー2歳ということで、レッスン内容をあれこれ考えています。ピアノ体操、うたとピアノの絵本、形を覚えるお絵描き、楽器遊び、バッハ体験!?先生が弾く美しいバッハの音楽を聴きながら、お母さんと一緒にリズムをとりました。計画は完璧のはずでしたが、2歳児をあなどるなかれ!ハルキ君の興味はころころ変わっていきます。

 

30分という短い時間で、今日ハルキ君が身に付けたこと。

 

①鍵盤ハーモニカの音が出せるようになった。(息を吹き込むコツをつかんだみたい。)

②うたとピアノの絵本3曲目の「ブタさん」を一緒に歌えました。

③点線の上をなぞるお絵描きで、丸の形の上にカスタネットを置いた。(予想外の発見。)

 

ぶーぶーブタさん!

次回のレッスンで、また一緒に歌いましょうね。

最年少記録更新!

日曜日、可愛い男の子が体験レッスンを受けに来てくれました!ハルキ君、1歳9ヶ月。もちろん、モチコピアノスクール最年少です。最初は緊張した様子でしたが、先生が鈴やマラカスを鳴らし始めると「ニコッ」と笑って楽器で遊び始めました。ピアノの中がどうなっているのか、興味津々。

先生がピアノを弾き始めると、今まではしゃいでいたのが嘘のように音に集中して聴き始めます。来週から、いろいろな遊びで音感を身につけていきます。これからの成長が楽しみです。