2025/08/18
休みなく照り付ける太陽。うだるような灼熱の福岡でしたが、お日様も一休みなのか、この日の午後からは豪雨の予報です。その雨をかわすように、福岡市科学館に集まりました。完全に自由参加のリハーサル会です。...
2025/08/18
先日のブログでご紹介した小学生3名がそろって地区本選を通過し、大阪で開催されるファイナルへの出演が決まりました。ファイナルには国内の各地から、さらにウィーン、NY、香港、ソウルなど海外の地区本選を通過した参加者も集まり、インターナショナルな雰囲気の中、演奏します。地区本選の通過は簡単なことではないので、全員通過の結果に演奏した子供達も、サポートした周りの大人達も大喜び。皆さん、本当に良く頑張りましたね。 さて、お盆休み明けのレッスンではさっそくファイナルの曲に取り掛かりました。5分程の曲にチャレンジします。読譜力もついているので、だいたい譜読みの目途は立ってきたところです。読譜力にはコツコツ続けているソルフェージュが効いていると思います。コンクールの課題曲だけに目がいきがちですが、基礎力をつけるとこや、音楽を広く学ぶ視点を忘れずに、バランスよく取り組んでいきたいです。

2025/08/04
小学3~4年生のピアノ友達です。昨年までは発表会でチラッと顔を合わせる程度でしたが、今年はコンクールを通じて夏休みも一緒に頑張っています。普段は一人で練習する事が多いピアノでも、時々このように集まって弾きあい会をすると楽しいです。それに、一緒に頑張るお友達がいるのは何より心強いですよね。...
2025/07/31
夏休み真っ最中のモチコピアノスクールです。夏休みとは言え、お盆の週を除いては通常レッスンで頑張っています。そしてこの夏、ピアノコンクール全国大会へ向けて練習しているピアノ少女3名が集まってリハーサル会をしました。それぞれが2曲ずつ、人前で弾くのは初めてです。思ったより緊張したり、普段は上手に弾けている箇所で間違えたり、色々とハプニングはありますが、個性が違っていてどの演奏も素敵でした。ちょっとした緊張感をもって本番まで調整する術を身に付けること。これもピアノレッスンを通して鍛えられるポイントだと思います。この日は折よく東京の音大へ通っている大先輩が同席してくれました。コンクール直前の準備についてアドバイスがもらえて、子供達もラッキーでしたね。

2025/07/21
メロディーや和音、音を聴いて楽譜を書いていく子供達。その手つきは随分となめらかになってきました。小学3年生のクラスでは子供達が今日も生き生きと音楽を学んでいます。グループレッスンでは楽譜の読み方からしっかり理解して、小学生の間に基本的なピアノの技術を身に付けることを目的としています。レッスンの内容は3つのステップです。...
2025/07/02
いよいよ夏本番、今日の福岡もいい感じで蒸しあがっています。ちょうど一週間ほど休講日を頂いていたので、子供達の様子が気になっていましたが、欠席なしで猛暑の7月をスタートしました。ニュースによるとヨーロッパの方でも熱波が来ており、パリやロンドンではなんと40度近くまで気温が上昇したそうです。この暑さが状態化するとなると、生活様式も変わってくることでしょう。 さて、モチコピアノスクールでは夏休み限定でオンラインレッスンをご提供します。ワンレッスン制ですので、夏休みの間に苦手を克服したり、コンクールの対策としてご活用頂けたらと思います。オンラインレッスンにはLINEの音声通話をメインで使っています。楽譜は生徒と講師で共有して「何小節目の何拍目を見て」とか「Aパートの始めに書いてあることは」といったやり取りを意識的にします。そうする事で、レッスン内容を言語でしっかり理解するトレーニングになります。また、耳を頼りにレッスンを進めるので集中力が高まるというメリットもあります。演奏動画を事前に送って頂ければ、弾き方のチェックも出来ます。ご自宅の涼しい環境で、普段とは違った学び方を実践してみてはいかがでしょうか。

2025/06/29
今日は梅雨明けの福岡、警固教室。夏本番のピアノ交流会《めんたいワルツ》を開催しました。歴史ある大人版めんたいです。10年前から参加して下さっている生徒さんも多くいらっしゃいます。楽しくピアノを続ける達人の方々です。秘訣は何だろうと考えてみると、マイペースであること、そしてピアノ仲間がいることでしょうか。皆さん、お仕事が忙しかったり、大変な時期もあったと思いますが、気負うことなくピアノと向き合ってこれたのだと思います。それから、運営者としてめんたいワルツを開催する上で、心がけていることもあります。人前で弾くのは緊張するものです。なるべくその緊張を和らげ、楽しく弾ける雰囲気作りをすること。一人演奏が終わった後には少しだけコメントをしたり、雑談を交えたりします。今日はベートーヴェンについて書かれたある本を紹介しました。皆さんドリンクを片手に、コンサートの話や最近出会った曲の話などで盛り上がっていました。このような交流が子供版めんたいでも生まれることを楽しみにしています。 8/10(日)福岡市科学館サイエンスホール めんたいワルツジュニア
2025/06/27
今週の日曜日は大人向けのピアノ交流会があります。今回はアマチュア音楽家13名がエントリーしています。演奏曲をみてみると、やはり一番人気はショパン。美しいピアノの小品を数多く書いている作曲家なので、小さなコンサートにはうってつけです。偶然にも4名がノクターン集から異なる曲を選んでいました。ノクターンは日本語で夜想曲と訳するのですが、その名の通り、静かな夜を彩る美しい宝石のような音楽。まさにショパンの磨かれたエレガンスが凝縮された作品群となっています。ショパンの他には、モーツァルトの連弾、ベートーヴェン、シューマン、ラフマニノフなど多彩なプログラムです。見学も出来ますので、街角のコンサートを聴きに来るつもりで気軽にお立ち寄り頂けると嬉しいです。 6/29(日)11:00- めんたいワルツ モチコピアノスクール警固教室 8/10(日)9:45- めんたいワルツ Jr. 福岡市科学館サイエンスホール エントリー受付中

2025/06/26
8月10日の午前中に開催する《めんたいワルツ...
2025/06/25
ピアノと身体が接する鍵盤、そして鍵盤が間接的に弦を打つまでの10ミリの余白。ピアニストたちはこの小さな空間を自分の指先で操り、無限に広がる音の世界を描きます。そのためには「タッチ」を磨くことが大切です。かつて、日本のピアノ教育では手の甲を高く保ち、指先を丸めて鍵盤に対して真っすぐに立てるように指導がされていました。幼児期から「丸めた手」にこだわり、指の力みが取れなくなってしまったり、ひどい場合は指が奇形してしまうケースもあります。実際に他の教室から移って来られた生徒さんの中に、不自然な指導を受けた痕跡をみることがあります。幼児期の先生選びには気をつけて、無理のない姿勢、手の使い方を習得して頂きたいものです。 指を丸めてタッチすることで音の粒を揃えることが出来ますが、このタッチはあくまでピアノ奏法の一部にすぎません。手の基本ポジションは指がこわばらないようにゆったりと構え、手首をリラックスさせ、鍵盤に対してだいたい45度~60度の間を維持するように指導するべきだと思います。そして、さらに重要なポイントは、生徒さんが持つ手の特性と成長に合わせて、何が自然かを柔軟に考える事です。練習を頑張っている子ほど、手のポジションとタッチに意識を向けるとピアノが上手になると思います。

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